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柔道整復師国家試験対策

 

僕が柔道整復師の資格を取った理由は、立派なほねつぎ師になろうと思っていたわけでもなく、資格をとって地域医療に貢献しようと思っていたわけでもない。ただ、ラグビーの近くにいるためには国家資格が必要だと思っていたからです。少々動機が不純ですね(笑)

 

 

ただそれだけの理由で学校にも通い出したものだから、まわりの同級生との温度差を感じることもしばしば。

 

 

なかには、学校に入る前から接骨院で働いている同級生もいた。なんでもそこの接骨院は古株の弟子から学校に通う許可が下りるらしい。僕の同級生は3年待って入学してきた。

 

 

そんな同級生に対し、僕は勤めていた店が潰れ、投げ出されるように物流業界で働いていた人間。もちろん治療業界の経験もない。同級生のみんなは当然のように筋肉の名前などを知っていた・・・。

 

 

このままではまずい!

 

 

入学早々から、同級生たちとの差を感じ焦っていた。彼らは経験してきている。何とか差を埋めなければならないと感じた僕は、とりあえず柔道整復師の国家試験の過去問題集を買った。国家試験に合格するために学校へきた。そのためにはまず「相手がどんなもの」かを確認しようと思ったからだ。

 

 

 

 

柔道整復師の過去問が届き、その日から過去問をやった。まずは解剖学から始めた。その時の僕が知っている筋肉の名前は、ニトウキン、シトウキン、フッキン、ハイキン・・・。当然、チンプンカンプンだ。

 

 

まずは5問ずつやってみる

 

 

わからない問題を延々と解くのはつらい。面白くもない。だから、5問解いては答え合わせをするというルールを作った。そして、答えを別のノートに書いていく。

 

 

Q.腋窩神経支配はどれか。
  1. 三角筋
  2. 烏口腕筋
  3. 大円筋
  4. 棘下筋

A.1

 

 

この場合は「三角筋は腋窩神経支配である」とノートに書いていく。このようにして5問分ノートに書いたら、次の5問を解いていく。全問解き終わる頃には、自分専用の解剖学ノートが仕上がっている。

 

 

さらにバージョンアップ

 

 

正解を一通りノートに書き写したら、2巡目。5問解いたら答え合わせのパターンは変えない。ノートに書くことを変える。

 

 

Q.腋窩神経支配はどれか。
  1. 三角筋
  2. 烏口腕筋
  3. 大円筋
  4. 棘下筋

A.1

 

 

「烏口腕筋は筋皮神経」「大円筋は肩甲下神経」「棘下筋は肩甲上神経」という様に、正解ではない選択肢の解説を付け加える。これをすべての問題に対して行っていくと太く深いノートになり、自分だけの「国家試験対策ノート」が出来上がる。

 

 

これを延々と3年間繰り返し続ける。

 

 

買うのは過去問だけでOK

 

 

あくまで個人的な意見だが、とりあえず柔道整復師の国家資格取得を目指した以上、受からなければ意味がない。だから過去問以外は必要ない。参考書なども不要。今はググれば何でも出てくるし、Youtubeなどでも動画で動画で筋の位置なども確認できる。過去問は最新の物はもちろん、いろんな年代の物を解きまくろう。

 

 

 

 

ご存知の通り、柔道整復師の国家試験で解剖学、生理学が占める割合を大きい。僕のお勧めする勉強法はとても単純だが、必ず皆さんの役に立つと思うので、どうしても国家試験の合格したい人はこの勉強法を始めてみませんか?

 

 

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