なぜ、そんな単純なことでミスしてしまうのか?
先日、ミスをしてしまった。しかも、とても単純なことだ。納品された商品の検品時に、数量を間違えたのだ。ただ数を数えるだけの作業でミスをした。
新しい職場になって1年。僕は一番下っ端なわけだ。雑務的な仕事も多い。仕事を覚えるためには当然だと思っている。ただ、腹立たしいのはこの年齢になってもそんな単純な作業でも間違えるのか?ということだ。もちろん、ミスをしようという人間はいない。僕もそう思って日々業務している。それでも数量の数え間違いをしてしまうのだ。
ヒューマンエラーはいつでも起こる
自分のミスを正当化する気は無いけれど、ヒューマンエラーはいつでも起こる。誰にでも起こる。
人は失敗すると凹む。誰だってそうだ。「こんなことでミスするなんて・・・」と自分を責める人も多い。そうするとモチベーションまで下がっていく。自己肯定感は下がる一方だ。
ヒューマンエラーをなくすためには、システムを変えるしかない。
例えば検品。バーコードなどを導入すればかなりのミスが防げる。在庫管理なども何かしらのシステムがあるだろう。いまの僕はどうこう言える立場ではないが、僕が経営者なら必ずそれを導入する。すべて手作業なんてナンセンスだ。
ミスが起こるたびに社員にミスをしないように求めるのはどう考えても生産性が低い。社員はミスをしないようにと臆病になるし、ミスをすればモチベーションも下がる。僕は、20年前に某運送会社で働いたことがある。その時は発送先住所まですべて手作業で打ち込んでいた。だから、集荷先で端末をピコピコやっていた。しかし、今はピッと読み込むだけで終わるようだ。
時代は変化している。どんどんと便利になり作業効率は格段に上がっている。今まで社員の時間を奪っていた作業は、機械がやってくれる。その空いた時間を社員のクリエイティブな時間に充てる。モノが溢れる時代。「何を売るか」ではなく「どう売るか」の時代だ。
不必要なことに時間を割いているのはナンセンス。もっとやりたいことに時間を使おう。
☆人生変えたきゃ、食べ物を変えよう☆